ドイツ:ベルリン、ドレスデン、ポツダム、ハイデルベルグ、ボン、ケルン
15 - 22 March,2007

写真に触れると説明が出ます:touch pictures for explanation

知人を訪ねてベルリンへ行ってきました。ついでにハイデルベルグ、ケルン、ボンを駆け足で・・・。

訪問地は

ベルリン 

ドレスデン 

ポツダム 

ハイデルベルグ 

ボン 

ケルン 

というコースです。


3月15日(木)
13:15 成田発 LH715 17:45 ミュンヘン着
テロ防止のため乗り継ぎ時の荷物検査がとても大変になった。液体状のものはバッグから出して検査を受ける。何も入っていなくても上着も脱ぐ。
18:45 ミュンヘン発 LH230 19:55 ベルリン
期待していなかったが知人が空港まで迎えに来ていた。タクシーでホテルへ。ZOO駅近くのSAVOY HOTEL 泊

3月16日(金)

Kaiser-Wilhelm Church 市内観光。ZOO駅の辺りは道路が非常に汚い。第二次大戦の傷跡をそのまま保存したカイザーウィルヘルム記念教会を眺め、象の彫刻で飾られた中国風のZOOの正門、続く水族館を覗きながら歩く。私達の帰国直後に可愛い北極熊の赤ちゃんクヌート君が公開されて大人気だそうな。 Zoo

左: カイザーウィルヘルム教会 上:動物園正門
Siegessaule 動物園も含む広大な公園ティアーガルテンに沿って歩いていると、はるかに戦勝記念塔シーゲスゾイレが見える。高さ67m、285段。

高いところには登る主義なので早速暗くて不気味な地下道を通って内部へ。
19世紀にデンマーク、オーストリー、フランスに勝利した記念塔だが、第二次大戦では戦場となったのだろう、外壁には銃弾の跡がそのまま残されている。

現在ではヨーロッパ統合の象徴的な役割を果たしているとかで、EUの記念日に広場一杯に人が集まっている写真が飾ってあった。


銃弾の跡が残る


ソ連戦勝記念碑
Brandenburer Tor

ブランデンブルグ門
fragment of the Berlin Wall

ベルリンの壁のかけら
塔から遠望すると、あれがブランデンブルグ門、向かう途中には戦車を配したソ連軍の戦勝記念碑、ロシア語でたくさんの名前が書かれている。ブランデンブルグ門はさすが、ベルリン一の名所、おのぼりさんが一杯、脇の売店で「ベルリンの壁」の「かけら」を買う。
門のすぐ先は帝国議会議事堂。ソ連戦勝記念碑の傍にあった写真を見ると第二次大戦で壊滅的な爆撃を受けたらしいが再建され、ドイツらしい重厚な建物で中は豪華らしい、見学を待つ列が長いのでパス。
Parliament

帝国議会議事堂
inprint of the Berlin Wall

ベルリンの壁跡
remains of the Berlin Wall

今も一部は残してある↑→
the Wall Museum

壁を取り去った跡が生々しい路上を辿って、次はヒットラーが自殺を遂げた総統官邸を目指す。去年テレビで見学場所が整ったと報道されたように思ったので探したが、爆破されたので立っているのは案内板だけ。整ったのは、すぐ近くの壁跡のことか、その昔西ベルリンを囲っていた壁が一部保存されているが、その下が半地下の博物館のようになっていて、見学者が多数。

site of the Furler Residence Sony Center

←総統官邸跡:↑ソニーセンター:
Berlin Philharnonie

ベルリンフィルハーモニー
地図を見ながら更に歩いてソニーセンターへ。全体的に暗いイメージのベルリンの中で唯一西洋を感じさせる軽い明るい場所、ここで昼食&ビール。ユーロが160円になろうかという円安で食事が高い!
ソニーセンターの向かいがベルリンフィルハーモニーの建物。予約はしてあるが遅く行くと他の人に転売されてしまうとのことなので切符を引き取りに行く。
雲行きが怪しく寒くもなったので、ブランデンブルグ門から先、ウンター・デン・リンデン、フンボルト大学、国立歌劇場、博物館島はパスしてバスでホテルへ。
ホテルで軽食の後、再びバスでベルリンフィルへ。さすがに人が一杯で空席は見当たらない。曲目はベートーベンの Missa solemnis ナンとやらで大合唱団にソロ・ヴァイオリン、ソプラノ、アルト、テノール、バスの独唱付きの大規模なもの、連れは二人ともベートーベンオタクなので満足そう。アンコールも休憩も無く演奏だけというアッサリしたもの。
再びバスでホテルへ。

←ホール内部

3月17日(土)
終日ドレスデン観光の予定でまず中央駅へ。ZOO駅も国鉄は通っているが、近郊電車の方が頻度が高い。が、同じ切符で乗れるのかどうか、ホテルの人に聞いても良く知らない。面倒なので近郊電車の切符は別に買ったが、自動販売機しか無いので大変、それでも他の国の販売機よりは楽なような気がしたが。
電車の中で騒いでいたら親切な人がドイツ語で何やら説明してくれたが、さっぱり判らん、ドイツはヨーロッパの中で一番英語が通じない国とつくづく思うが、ましてや東ドイツでは無理か。
中央駅でようやく目的の電車に滑り込み。ヨーロッパの電車は座席回転不可なので、3人だと誰かが進行方向と反対になってしまう。指定席と自由席はゴッチャで、空いている席に座っていても指定券を持っている人が来ると譲らなければならない。帰りに乗った電車は最新式で、その席が何処から何処まで塞がっているか電光掲示が出るようになっていた、だんだん改善されているのだ。 

ドレスデンはエルベ川の水運を利用した商業で栄え、ザクセン王国の首都としてバロック様式の壮麗な建物が並んでいたが、第二次大戦の爆撃で一夜で廃墟になったという。東西ドイツが統一されてから昔そのままに再建されているが、焼け残った石も使っているため、新しい石と市松模様のようになっている。
Kreuzkirche

←木の十字架教会     ゼンパーオペラ→
Zemperopera
Courtly Catholic Church inside
王の昔の居城レジデンツ城中庭の外壁にある有名なマイセン陶器タイル製の「君主の行列」は奇跡的に戦災を免れたとかで迫力の101m。磁器で有名なマイセンはドレスデンのすぐ近くで、ここ以外にも沢山使われている。パイプオルガンの演奏が素晴らしかった宮廷教会にもマイセン磁器製のピエタ像があるが、あまりにも抽象的で説明が無ければ何だか判らない。


←宮廷教会:外観と内部
parade of the kings

奇跡的に戦災から生き残ったマイセン製の壁
Frauenkirche

フラウエン教会:黒いのは昔の部品


入場を待つ長蛇の列
baroque inside

色調が柔らかいフラウエン教会内部
so many people inside

教会内部の「雑踏」
remains of the old church

戦災の跡を残してある
最近再建が完了したフラウエン教会は中へ入ろうとする人で長蛇の行列。ドイツ最大のプロテスタント教会は40年も放置されたままだった瓦礫の中からかけらを探し出しパズルのような作業を経て再建されたとのこと、それを見たい野次馬だけでなく本当の信者も居るだろう、外は長蛇の列。私達も列に加わって中に入る。
さっき見た宮廷教会の冷たいばかりの白い清らかさと違い、教会の内部はパステルカラーの花模様。装飾の少ない普通のプロテスタント教会とも印象が違う。おかしかったのは内部が見物人(野次馬?)で「超」満員だったこと。ちょっと前までコンサートがあったらしいので、その残りも居たようだが、ラッシュ時の駅のような混雑。フラッシュ撮影はダメと書いてあったが、あちこちでピカピカ、私もついでに撮らせてもらった。
次はエルベ川べりのテラスへ。再建された重厚な数々の建物が川の両側に並び、広々としてとても美しい。戦前の威容を髣髴とさせる見事な修復だが、排気ガスにしては余りに黒すぎる石、多分爆撃による焼け焦げなのだろう、「炭化」という言葉がピッタリの彫刻が痛々しい。
the Elbe

エルベ川べり


対岸に見えるザクセン州政府
from the terrace

テラスから:遠くにゼンパーオペラが見える
次は18世紀に建てられたツインガー宮殿。四角い庭を囲んで建てられた建物の中は絵画や陶磁器、武器の博物館。ザクセン王がポーランド王を兼ねることになって作られた門の上の大きな王冠が印象的。帰りは空席が電光表示される最新式のIC列車で。
Zwinger Palace Garden

ツインガー宮殿内庭


3月18日(日)
かなりの悪天候の中、ポツダムへ。ベルリンから約25分の距離。シーズンオフとて市内は閑散としていたが、ドレスデンと同じく戦災で焼けたのを復元したにしては、パステルカラーの家々はまるでディズニーランドのよう。
main street of Potsdam

ポツダム市街


ポツダム市街
sans souci

サンスーシ宮殿
tomb of Freidrich & his 11 beloved dogs 宮殿庭園は非常に広い。トボトボと歩いてサンスーシ宮殿へ。プロイセンのフリードリヒ大王は人間嫌いで犬だけを信用したとかで、彼の遺体はあちこちを放浪した挙句、死後205年も経って遺言どおり愛犬の傍らに埋葬されたそう。大王にしては犬のお墓も大王のお墓も超シンプル。、
続いて第二次大戦後の日本の運命を決めたポツダム宣言がなされた場所、ツェツイリエンホフ宮殿へ。
地図で見るとバス停から随分離れているようなので最初から諦めて歩いたが、遠い・・・。しかも20分毎にバスがちゃんとあった・・・。


ホーエンツォルレン家王子一家が住んでいた場所とのことだが、贅沢! 大きな庭園の中、湖に面して英国風の外観の館は、現在は古城ホテルになっている。
内部はガイド付きツアーのみ。日本人も居て、かなり混んでいる。

←フリードリヒ大王と11匹の愛犬の墓

Cecilienhof Palace

ツェツイリエンホフ宮殿


ツェツイリエンホフ宮殿


ツェツイリエンホフ宮殿
沢山ある部屋が各国の代表団に割り当てられ、それぞれが他国代表団と顔を合わせずに出入りが出来る、各代表団の部屋には、それぞれの国の特色ある家具が持ち込まれている。これらの部屋にアメリカ・ルーズベルト、ソ連スターリン、イギリス・チャーチルなどが実際に滞在したのだ。
trash cans 会議が行われた部屋は王家のリビングルームだった場所だが、吹き抜け天井、脇には楽団演奏用の中二階までがある。大きなテーブルのある中央部には、会談当時そのままに机、椅子が並べられている。
日本中が悲惨な爆撃から逃げ回っていた時期に、とっても優雅なこんな場所で、戦後処理が早くも話し合われていたのだ。

帰りはバスに乗って。券売機が複雑で参った。バスは表通りでストップし、市役所の前からは同じ切符で路面電車に乗り換える。

帰路、ベルリン郊外に住む知人宅へ。ダンナさんはチェコ人で、日常会話はドイツ語、私達とは英語も何の不自由も無い、コスモポリタンだ。ベルリンも寒いのだろう、一階建てに地下室があり、普段の生活は地下、酒蔵もあるそうだ。

←厳しいゴミ分別の国ドイツ:ゴミ箱の種類が多い



3月19日(月)

ホテル前に停まっていたタクシーで空港へ。10:50 ベルリン発、12:00 フランクフルト着。ハイデルベルグへ行くためにルフトハンザのバスに乗る。相客は運転手の顔馴染みらしく、おしゃべりをしながら猛スピードで走り、予定の半分の時間でハイデルベルグ着。今晩泊まる予定のSCHWANENの車に荷物を預け、市内をざっと観光する。 
a corner of Heiderberg

←街角の彫刻:↑ドイツに多い、立体的な看板
Church of Jesus Society in Heiderberg University

ハイデルベルグ大学内のイエズス会教会内部
view from Heiderberg Castle

←ハイデルベルグ城内から↑
inside the Castle

荒れ果てた城内
Karl Theodor Bridge and his statue

カールテオドール橋と彼の像


橋から見たお城


カールテオドール橋

お城をゆっくり見ていたら意外に時間がかかった。バスに乗って宿のあるネッカーゲミュンドへ。おいしい夕食を戴きながら歓談の一夜。

a view from the hotel

ホテルの部屋から対岸を見る


周りの山々は赤い岩がむき出し


ホテルのオーナーご夫妻と

3月20日(火)
実質最後の日なので、忙しい。ホテルを出て駅へ。電車の指定席が取れないため、早く出たのにハイデルベルグの駅で時間を潰す。

まずフランクフルトの駅で降りて、駅のまん前のホテルへ荷物を置きに。駅に戻って今度は指定席はどうでも良いからと列車でケルンへ。途中で降りる積りが特急でボンには降りられなかったので、ケルンから戻る。ボンではお目当てのベートーベンの生家は入場3:30までなのにボンの駅到着が3:30。諦めて教会前の広場で写真を撮ったり切手を買ったりして時間を潰し、せめて生家の外観だけでも、と行ってみたら、時間が延長になったとかでまだ開いていた。大喜びで中を見学。

ボンのベートーベン像→
Beethooven

ミュンスター広場とベートーベン像
Rathaus of Bonn

ボン市庁舎
Beethooven House

↑ベートーベン生家外観:看板→
遅くなってしまったが、ケルンの大聖堂も見ようと再びケルンへ引き返す。雨模様の上に夕方になってしまったが、大聖堂の中でしばし休息、外では美しい鐘の音も聞くことが出来た。

←中庭のベートーベン像

ケルン大聖堂→
Kelon Cathedral

フランクフルトへ戻ったのはかなり遅くなっていたが、駅は以前の麻薬患者がウロウロしていた印象とは随分違い、明るく広々としていて、夜遅くまで賑やか。
エクセルシオールホテルはその駅のまん前で便利な上に、ミニバーが完全無料という豪気なこと、入っていた水、ビール、ジュースまでしっかり戴いてしまった。朝食も豪華デシタ。
夜、ベッドの上には星型の紙に挟まったチョコが。小さいけれどしゃれていました。
ここの鍵は、とても変わっていた。ドアノブの下の緑色の丸に、鍵についている黒いものをかざしながら、緑色の丸を廻す、結構苦労しました。



←変わったルームキー↑


3月21日(水)
豪華な朝食をゆっくり食べてから近郊電車で空港へ。ミュンヘン行きの往路はすいていたが、フランクスルト発はさすがに混んでいて、空港には日本人も一杯。イースターチョコをお土産に機内へ。


3月22日(木)
9:00 成田着


このページの最初へ戻る Return to Top

ホームページの最初へ戻る Return to HomePage